AviUtlのプラグインフィルタをデバッグ

AviUtlのプラグインフィルタをデバッグ (for VC++2005)

AviUtlの自作プラグインを作る際にデバッグできないと大変なのでその方法をチョロっと紹介。
VisualStudio2005(VisualC++)での方法です(今更2005?・・)。
っていうか半分ジブン用メモ。
自己流なのでホントは もっと良い方法や しておいた方がよい設定 などがあるに違いない・・・。

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製作:にゃんこ
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再配布お断り
公開:2007.08.26.〜
移転:2008.02.19.

video_filter.cppをデバッグできるようにする

プロジェクトを作成
・ [ファイル]-[新規作成]-[プロジェクト]
・ [Visual C++]-[Win32]
・ [Win32 プロジェクト]
・ 「プロジェクト名」→"test_filter"
・ [OK]
・ [次へ]
・ [DLL]
・ [空のプロジェクト]
・ [完了]
使用するファイルのコピー
・ プロジェクト作成時に指定したフォルダにコピーする (ファイルは aviutl_plugin_sdk.zip を解凍したもの)

filter.h
video_filter.cpp
video_filter.def
使用するファイルを登録
・ (ソリューションエクスプローラから)
[ヘッダーファイル]-[追加]-[既存の項目]
・ "filter.h"
・ [追加]
・ [ソースファイル]-[追加]-[既存の項目]
・ "video_filter.cpp"
・ [追加]
・ [リソースファイル]-[追加]-[既存の項目]
・ "video_filter.def"
・ [追加]
プロジェクトの構成を設定
・ [プロジェクト]-[プロパティ]
・ 「構成」-すべての構成
・ [構成のプロパティ]-[リンカ]-[全般]
・ 出力ファイル
"〜\aviutl_debug\video_filter.auf"
(dllでなくaufに)

※ ワーク用のファイルが増えてしまうのでデバッグ用にaviutlフォルダをコピーするといい

・ [構成のプロパティ]-[リンカ]-[入力]
・ モジュール定義ファイル
"$(InputDir)\video_filter.def"
・ [OK]
・ [構成のプロパティ]-[全般]
・ 文字セット
"Unicode文字セットを使用する" を
→"設定なし" に変更
・ [OK]
.defファイルの修正
・ video_filter.def
・ [開く]
・ 1行目 LIBRARYの行の最後に
".auf"
を追加
・ [上書き保存]
デバッグ時に使用するアプリケーションを指定
・ デバッグ開始
・ [はい]
・ 実行可能ファイル名
"参照..."
・ "〜\aviuutl_debug\aviutl.exe"
・ [OK]

これで video_filter.auf がデバッグできるようになったハズ

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